馬力 違い

馬力!”PS”? HP?bhp?

今更ですがpsとhsの違いはっきり知っていますか?筆者自身も混同してしまう時もある位ごちゃまぜに使われている気がします。どちらも馬力を現している言葉ですが、海外の色々な国の情報や、日本での雑誌やインターネットでも馬力とひとくくりにしている所もあれば、使い分けていたりと違いがわかりづらくなってきています。なので、今更ですが調べてみました。

そもそも馬力とは?

馬力とは、その言葉の通り、馬一頭の持つ力を1馬力と定めたものです。1馬力というのは馬が継続的に荷を引き上げる力を基準にしています。元々馬力と言う単位は、ジェームズ・ワット氏が蒸気機関の能力を示すのに、標準的な荷馬1頭のする仕事を基準としたことに始まったそうです。

2種類の馬力

馬力には、ヤード・ポンド法に基づく”HP”(英馬力)、メートル法に基づく”PS”(仏馬力)があります。
HPとは「horse power」の略で、英語のそのまま馬の力ですね。一方、PSは「pferde starke」の略となっています。「pferde starke」とはドイツ語で、pferde(馬) starke(力)という意味です。ちなみに大文字と小文字での違いは見やすさと文脈で変えているだけなので、そこには違いは生まれません。

PS(仏馬力)とHP(英馬力)違い

仏馬力の1馬力ですが、1PS=0.7355kw。これに対し英馬力の1馬力ですが、1HP=0.7457kwです。このため英馬力と仏馬力は等しくなく(英馬力>仏馬力)、1 仏馬力(PS) = 約 0.986 英馬力(HP)。同じ1馬力ならば、1HP(英馬力)の方が多少大きいのです。

馬力 違い

日本における馬力の位置づけ

日本の旧計量法では1馬力は英馬力とも仏馬力とも違う750ワットとしていた。これを日本馬力と呼ぶことがあります。1999年施行の新計量法で、日本馬力は廃止され、仏馬力のみを採用したそうです。それ以来一般的には、日本の車やバイクは基本的にPS(仏馬力)と言う言葉が使用されています。これに対し、アメ車などはhp(英馬力)を使っています。なので、車の記事の場合、その記事を書いている国がどこの国かで”PS”だったり、”HP”だったりします。ちなみに”bhp”と言うのもありますが、これは「Brake Horse Power」の略で制動馬力で、測定する装置が主に制動力を利用している事に由来しているものなので”bhp”=”HP”です。

現在の出力の表記方法

現在は、国際規格の単位で表記することになっているため、出力は”KW”表記がされていると思いますが、あまり浸透していないためカタログ等でも確実に”PS”(仏馬力)が一緒に書いてありますね。そしてアメリカでは相変わらず”HP”表記(笑)統一される事は当分なさそうですね。トルクにも表記の違いがあるのですが、それはまた後日…

市販車最大馬力は、有名なブガッティ ヴェイロン「BUGATTI Veyron 16.4 Super Sport」の1200PSです。私の知る限りですが。

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