ベンツ 新旧Sクラス 最新自動車 比較 1

新型Sクラス S63 AMG

2013年に販売開始となった、6代目となる新型メルセデス・ベンツ Sクラス(W222)。ヘッドライトを含め、全てがLEDが使用され、クーペライクなデザインとマジックボディコントロールと呼ばれる、フロントガラスのステレオカメラで段差を検知しボディの揺れを最小限に留める事が出来るオプションがあるなど、ベンツのフラッグシップサルーンとして、名前に負けない進化を遂げています。その新型Sクラスの現在のトップグレードである S63 AMGはツインターボ付きV8エンジンで585psの最高出力を持つ、モンスターセダンです。

初代Sクラスの最強モデル 450SEL6.9

それに対し、初めてSクラスと公式に呼ばれるようになった、初代モデル(W116)の最強モデルであり、戦後のベンツの最大排気量最大排気量の6.9リッターV8エンジンを搭載しています。Sクラスは初代からABSを世界初採用、シトロエンのハイドロニューマティックが導入されるなど、フラッグシップとしての威厳がこの頃から出来上がっているとも言えます。

新型Sクラス S63 AMGと初代の最強モデル 450SEL6.9 比較

S65がこれから発売されることがアナウンスされていますが、現時点での最強スペックモデルである S63 AMGと、初代のAMG的な位置づけであった 450SEL6.9を英国メディアのトップギア(英国TV番組のトップギアの雑誌版)が比較レポートしています。

フロントマスク、グリル周り

ここからは全て上下で新旧比較となります。当時から押し出し感のあるグリルがSクラスを主張しています。角ばったフォルムから流麗なデザインになっているのが良くわかります。

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運転席

完全に別物ですが、最新の物はこれでもかとハイテクになっています。それに対し初代は、これこそクラシックベンツと言った素晴らしいデザインとなっています。

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ウッドパネル

最新のウッドパネルも美しいものですが、これこそウッドパネルと言った初代モデル、この質感は現在の車にも負けてないクオリティです。

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後部座席

Sクラスは、ドライバーズカーとしても一流ですが、ショーファードリブンとしての側面もあります。後部座席のおもてなしをするために、最新モデルにはオットマンがついていたり、モニターがついていたりと至れり尽くせりとなっています。それに対し450SEL6.9は、ベージュのベロア素材を使用したファブリックシートで、後部座席もそこまで広くはありませんが、ドアの厚みやシートの柔らかさが伝わってきます。

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エンジンルーム

ボンネットを開けると初代の450SEL6.9は、これでもかと言うほどパンパンのエンジンの大きさです。それも当然ですが、2.8リッターのエンジンのモデルがベースなのですから。6.9リッターの巨大さが良くわかります。最新のS63 AMGはまだ余裕があるようには見えますが、5.5リッターツインターボが搭載されています。東京モーターショーでV12搭載モデルが披露されるので、そこまで余裕があると言うことでもあります。

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新旧Sクラス S63 AMG(W222)と 450SEL6.9(W116)

最新のSクラスと、初代のSクラス、40年の月日を経ても、間違いなくメルセデス・ベンツのSクラスとわかる2つのモデル。どちらもスーパーカーや、大きなSUVとは違う、高級ドライバーズカーとして、威厳のあるモデルとして存在感があります。やはり、メルセデス・ベンツのフラッグシップで、なおかつ速い車に乗りたいと考える人は、40年経ても変わらない事がよくわかります。

そこはやはり、トップギア。最後には皮肉をこめて、40年経っても同じ車のように見えるとレポートしています。Sクラスは変わらない事が良いことなのか、悪いことなのか、それは市場が判断してくれると思います。ある意味フェラーリをも超える何かを持っていると・・・

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